1: きつねうどん ★ 2020/09/07(月) 06:36:01.32 ID:CAP_USER
「邪気がない」と評される安倍昭恵さん(c)朝日新聞社
8日告示の自民党総裁選。ポスト安倍は菅義偉官房長官が有力視されている。その菅氏の妻とはいったいどんな人なのか。総理の妻ともなれば、外遊や各行事でスポットライトが当たることもある。歴代の個性的な「ファーストレディー」たちと比較すると……。
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自民党の総裁選は、菅氏が主要派閥の支持をとりつけ、優勢はゆるがない状況だ。となると、菅氏の妻はファーストレディーとなる。その人柄が気になるところだが、素顔に迫る前に、過去に世間の中の注目を集めた総理の妻を思い出してみよう。
「あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの」
首相である夫に負けず劣らず、弁が立つファーストレディーといえば、やはり菅直人氏の妻、伸子さんだろう。「あなたが-」は伸子さんが2010年に出版した本のタイトルだ。
つい最近は、朝日新聞で総理の妻に関する持論を展開していた。
「首相夫人は、本来は、なんの力も持たない『私人』です。海外の要人をお迎えしたり、サミットなど外交の場に同行したりはしますが、夫と違って法律上の権限は全くないし、警護も付きません。
だから私は、夫の首相在任中、『一有権者』として夫に国政への疑問をぶつけていたし、東日本大震災の後に多くの方から『首相を辞任しろ』との言葉を受けた時は、『はい、伝えておきます』とわりと冷静にお答えしていました。
私自身、夫と私は『別人格』で、自分は『責任を負えない私人』と考えたからです。」(2020年9月2日付朝刊、耕論 拝啓、安倍昭恵さま より抜粋)
この記事では「そうはいっても」と続き、世間は「私人」とは見てくれず、難しいところだとも冷静に分析している。
伸子さんは普段から、夫の直人氏と政治について意見を戦わせていたことで有名で、主要国首脳会議(G8)でカナダに同行した際には、「異色のファーストレディー」として、カナダ紙のインタビューを受けたこともあった。
発言よりも奇抜なセンスで思い出すのは、“宇宙人”と呼ばれた鳩山由紀夫氏の妻、幸さんではないだろうか。由紀夫氏が着用するネクタイなどはすべて幸さんのスタイリングというのも話題を集めた。
実際に対面すると、元タカラジェンヌだけあって目鼻立ちのくっきりした「典型的な美人」。それなのに、お高くとまっているわけもなく、性格は気さくで、その場をぱっと明るくするオーラがあるというのが取材した記者や編集者のもっぱらの評判だ。由紀夫氏の政治活動は、幸さんの裏表のない明るい性格にずいぶんと助けられたそうだ。
過去に週刊朝日の取材で、幸さんはこんな話をしている。
「鳩山家には『鳩山の会』というのがあって、家族が一列に並ぶんです。父親の隣は本来ならば兄、弟の順番。なのに、義弟(故・鳩山邦夫さん)はすでに政治家だったから義父の隣に行くんですよ。主人は順番とか序列とか、本当にどうでもいいタイプ。だから、私は後ろから『ちょっと邦夫ちゃん、ごめんなさいね~』って、主人を義父の横に押し入れて(笑)」
2: きつねうどん ★ 2020/09/07(月) 06:36:08.54 ID:CAP_USER
こんな押しの強い側面を披露しても、不思議と嫌みがないのが幸さんの特徴。側にいた由紀夫氏も「支援者は妻と接して、その人柄のファンになるんです」とニコニコしていた。
そして、よくも悪くも過去にいないタイプだったのが、安倍首相の妻、アッキーこと安倍昭恵さん。第2次安倍政権発足後は、夫である安倍首相にも率直に意見をする姿が「家庭内野党」としてもてはやされた時期もあった。かつて取材した記者はいう。
「邪気がない人ですね。天然を装っている感じはしなかった。UZU(昭恵さんが始めた和食居酒屋)にいらしてください、って名刺を渡されましたよ」
特筆すべきはその交友関係の幅広さ。今年の“お花見”で、あの手越祐也氏と一緒に写真に納まっていたことも記憶に新しい。テレビ出演も多い社会学者の古市憲寿氏も「友人」と公言している。過去には取材の際、撮影は「お友だち」の有名カメラマンを指定してくることもあったとか。
よく言えば天真らんまん、別の見方をすれば脇が甘い、ということだろう。事実、森友学園問題、桜を見る会など昭恵さんも絡んだとされる「疑惑」がボロボロ出てきた。そして忘れてならないのが、「即位の礼」での“大炎上”。ひざが見える個性的なデザインのワンピースで登場すると、その画像は瞬く間にネットで拡散し、賛否両論を呼んだ。
アッキーが人びとの記憶に残るファーストレディーであることには間違いない。
さて、「次の総理」の座を確実に射止めつつある菅氏。その妻の姿を思い浮かべられる人はほとんどいないだろう。それもそのはず、過去に雑誌のインタビューで菅氏が明かしたところによると、政治家になる前に知り合い、「表に出るのが大嫌いで、選挙のときだけ手伝ってくれる」のだという。
いったいどんな人なのか。菅氏の選挙を取材したことがある記者に聞いてみると、夫の菅氏以上に“地味”な存在なのだとか。
「控えめなイメージです。どこにでもいるような普通の奥さんという感じで、正直、はっきり顔を思い出すのも難しいくらい……」
ある選挙では、菅氏は対抗馬と接戦になり、当選が判明したのは深夜。ようやく事務所の奥から菅氏は夫人を連れ立って出てきた。その姿をみて「この人が菅さんの奥さんだったのか!」と初めて気づいた記者もいたほど。選挙でも黒子に徹していたようだ。
とはいえ、その記者によると悪い印象はまったくないという。
「奥さんは、ありがとうございます、ありがとうございます、って半泣きで頭を下げていました。そんな方ですから、自分が総理の妻になるかもと思ったら、ひっくり返ってしまうんじゃないでしょうか」
政治家の妻もさまざまである。
ファーストレディーではないが、それに近い、“総理候補”の妻の印象的なエピソードも耳にした。ある大物議員の妻は、人目を引く華やかさがあった。「〇〇の妻でございます」と関係先にあいさつをして回っていたときのこと。ある記者は見てはいけない顔を見てしまったという。
「秘書らしき男性を従えて、階段を上ってきました。男性は両手に栄養ドリンクの箱を持たされていました。ヒーヒー言いながら階段を上る男性に、奥さんは『何やってんの、早く来なさいよっ』と言い放った。その冷たい表情に、こっちが震え上がりました」
その後、その大物議員が総理の座に着くことはなかった。
さて、安倍政権の路線を継承するという菅氏。その夫人はどんなカラーを打ち出すのか。注目の自民党総裁選は、14日に決着する。(AERAdot.編集部)
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引用元: ・https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1599428161/