1: 山下さん@涙目です。(茸) [EU] 2025/01/22(水) 20:00:47.53 ID:v7/uiU9o0● BE:643485443-PLT(16000)
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スリム月面着陸から1年「大きな成果に感謝」 エンジン停止原因も解明
主エンジン1基が異常停止した過程は、次のように判明したという。まず
(1)主エンジンの噴射を始めるタイミングで、12基ある姿勢制御用補助エンジンの噴射開始が重なった。このため、2基ある主エンジンへの燃料供給圧力が低下。うち1基が着火できず、燃料が燃えないままこのエンジンの中に滞留していった。
(2)約1秒後、補助エンジンが一斉に噴射を終えたのを受け、主エンジンへの燃料供給圧力が回復した。
(3)その結果、止まっていた方の主エンジンにようやく着火した。しかし、滞留していた燃料に一気に引火したため、着火の衝撃が過大に。この衝撃で主エンジンのノズルが破損し、 推力が大幅に低下した。スリムの航法用カメラが、脱落して月面に落ちたノズルを見つけている。
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/review/20250120_e01/
2: 山下さん@涙目です。(茸) [EU] 2025/01/22(水) 20:00:56.48 ID:v7/uiU9o0 BE:643485443-PLT(15000)
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なお探査機は一般に、装置を使って燃料供給の圧力を保つ「調圧方式」を採用するのに対し、スリムは軽量化のため、燃料を使うと圧力が低下していく「ブローダウン方式」を採用したという。着陸までの98%の噴射をした時点で異常が発生しており、この圧力が低下して着火しにくかった可能性がある。
それまでは所定の性能を発揮しており、また開発段階の燃焼試験でトラブルは起きなかった。製造ミスの可能性はないという。
会見で坂井氏は「故障を予見できなかったものかと、ずっと考えた。試験で大丈夫だったため、配慮が至らなかった面もあると思う。軽量化のためにちょっと“攻めた”設計をして98%まで正常だったが、最後にこういう事象があった。今後に向け(ブローダウン方式の)注意点が、新しい知見として得られた」と説明した。
エンジントラブルの結果、スリムは計画した独自の「2段階着陸」を実証できなかった。これは、まず1本の主脚で月面に接地し、次に残り4本の足も使い、傾斜地に倒れ込んで静止する着陸方法だ。トラブルまでの飛行は計画通りだったことから、トラブルさえなければ2段階着陸にも成功していたと、坂井氏はみている。
3: 山下さん@涙目です。(茸) [EU] 2025/01/22(水) 20:01:07.10 ID:v7/uiU9o0 BE:643485443-PLT(15000)
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計画上のSLIMさん
実際に着陸したSLIMさん
SLIMに搭載されたエンジン
着陸を見守る管制室の様子(画面は合成です)
引用元: ・https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1737543647/
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