船で旅立つ人と島で見送る人をつなぐ色とりどりの紙テープ。
入学や就職、人事異動など、春先の港でよく見る別れのセレモニーですが、今春から紙テープの使用禁止を決めた海運会社があります。
■テープは船員が回収、危険や苦労も
東京と伊豆諸島などを結ぶ「東海汽船」(本社、東京都港区)は1月29日、公式サイトに「客船出航時の紙テープを使用した見送りの取り止めについて」と題する文書を掲載。
3月1日から、同社船の見送りには紙テープの使用を禁止すると発表しました。
同社は紙テープを使った見送りは長年親しまれてきた「客船ならではの見送りの風景」と理解を示す一方で、かなりの量の紙テープが海洋に流れているとして「海洋汚染防止の観点から速やかに改善を要する」と説明。
「弊社船をご利用の皆様には、船の見送りの際の岸壁・本船上からの紙テープを使用した見送りの取り止めにご理解・ご協力をいただきますようお願い申し上げます」と呼びかけました。
同社担当者によると、同社は主に2つの航路を往復で運航しており、一つは東京~大島~利島~新島~式根島~神津島。
もう一つは東京~三宅島~御蔵島~八丈島。
「航路の特性上、各島において離任の時期等に紙テープの見送りが親しまれておりました。紙テープには水溶性テープの使用を推奨しておりましたが、中には水に溶けないものも含まれ、長年対応に苦慮しておりました」(同社担当者)
惜別のあとに残された紙テープの回収にも苦労が。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/504526774c44b395fe8125ac27ec6211cf44bc35
引用元: ・https://talk.jp/boards/newsplus/1738477535