忙しい朝や職場でひと休みしたくなった午後、1杯のコーヒーは必要としていた幸福感を得るための簡単な方法。そして、長年にわたって
続けられている研究によって、コーヒーは身体的な健康の面でもメリットがあるとみられることが明らかになってきている。
ジャーナル『ネイチャー・マイクロバイオロジー』に発表された研究結果によると、コーヒーを飲む習慣は、
腸の健康を促進すると考えられる細菌、「Lawsonibacter asaccharolyticus (ローソニバクター・アサカロリティカス)」の
増殖と関連している可能性があるという。この研究によって明らかになったことと、専門家が指摘する意見を詳しく見ていこう。
コーヒーを飲んでいる人の腸内環境は?
研究チームは2万人以上の糞便に関するデータを分析。1日あたりのコーヒーの摂取量などについて調査した。その結果、
日常的にコーヒーを飲んでいる人の腸内には、「ローソニバクター・アサカロリティカス」が多く存在することを確認した。論文の共著者であり、
イタリアのトレント大学・統合生物学センター(CIBIO)の研究責任者、ニコラ・セガータ教授は、「コーヒーを飲む習慣がある人の腸内には、
この細菌が平均6~8倍多く存在していました」と述べている。
コーヒーは1日何杯飲むべき?
セガータ教授は、ローソニバクター・アサカロリティカスの増殖は、1日に1~2杯のコーヒーを飲むことで促進されるとしている。また、
1日に3杯以上のコーヒーを飲む“ヘビードリンカー”の腸内の細菌数は、コーヒーを飲まない人に比べ、最大で10倍多くなっていたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5da2d1ca42834593fe2c207b763190a5edb922bd
引用元: ・https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1743208497/